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​協力団体

 STP Cambodiaの活動はカンボジアにある上智大学アジア人材養成研究センターを中心とする団体に支えられています。

上智大学アジア人材養成研究センター

  上智大学アジア人材養成研究センターは、これまで外国人の研究者が主導してきたアンコール遺跡の発掘・保存・修復作業を「カンボジア人自身がカンボジアの遺跡を守るべき」という理念を掲げ、上智大学第13代学長、石澤良昭教授が設立した研究所です。1991年より、同国の世界遺産アンコール遺跡群の現場で、遺跡の調査や研究、保存修復に携わるカンボジア人の専門家や遺跡保存官などの人材育成に取り組んできました。1996年にカンボジア王国シェムリアップ州に上智大学アジア人材養成研究センターが建設されました。

(写真:上智大学アジア人材養成研究センター、提供:同センター)

 2001年には、研修発掘中にアンコール時代の仏像280体が発見されました。また同センターと、カンボジア政府アプサラ機構が協力して行ってきた世界遺産アンコール・ワット西参道の保存修復事業が日本の政府開発援助である「一般文化無償資金協力」として採択されました。西参道の修復にあたっては、伝統工法の解明に努めつつ、可能な限り古代の技術を尊重する修復方法を心がけているそうです。

​(写真:上智大学アジア人材養成研究センター所長 石澤良昭教授

、提供:同センター)

(写真:上智大学アジア人材養成研究センター駐在員 三輪悟氏

、提供:同センター)

 私たちSTP Cambodiaの活動においては、現地での移動手段や食事、通訳の手配などをお願いしています。プログラムの最終日には遺跡見学などを行うため、その訪問遺跡の選定や車両手配などでも大変お世話になっています。またプログラム内容を決めるために現地の中学校と相談・交渉をする際にも仲介役やアドバイザーとして協力していただい    ています。

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