2020年度現地交渉
現地交渉に行ってきました!
2020年2月10日から13日までの間、代表と副代表の二人でカンボジアシェムリアップ州に赴き、12年目を迎える今年度の活動のための現地交渉をしてきました。
到着翌日の2月11日には毎年ティーチングを行っているワットチョー中学校に行き、校長先生と英語の先生、そして上智大学アジア人材養成研究センターの方を交え、英語とクメール語を使いミーティングを行いました。議題にはティーチングの日程、今年のテーマなどが上がりました。校長先生の提案で、ミーティング後には4人で写真を撮っていただきました。校長室から出ると、昨年プログラムに参加してくれた生徒達が待っていて、なんとカットマンゴーを持ってきてくれていました。半年ぶりに会う生徒達とマンゴーを食べ、英語で話をするのはとても楽しく、嬉しい時間でした。
また、今年度のティーチングテーマである「SDGs」を子供達により理解してもらうため、今年のプログラム内ではシェムリアップ内でオーガニック農園を営むSvayChek Organic Farmさんとの課外授業を企画しております。この事業の実現のため、2月13日にファーム見学をさせていただきました。42ヘクタールの広大な農地には、SvayChek Organic Farmさんが農薬を一切使わずに手厚く育ててきたマンゴー、バナナ、パイナップル畑が広がっておりました。バナナの皮や牛糞などの自然物を再利用し、温度や湿度などが細かく管理されたコンポストで堆肥や虫除けを作っていると、カンボジア人のファーム生産長の方から伺いました。
今回の現地交渉を終えて、8月の現地での活動への期待が高まると同時にとても気が引き締まりました。生徒達にとって学びの多いプログラムを作るため、帰国後のメンバーミーティングでは情報共有を行い、計画を深める予定です。
STPカンボジア副代表 小板橋あや乃