カンボジアデー
3月17日に上智大学でカンボジアデーが開催されました。このイベントは上智大学のキャンパスに新たに建設されたソフィアタワー(6号館)の完成を記念して、上智大学アジア人材養成センターと『地球の歩き方』シリーズを出版されているT&Eエキサイトさんが協力して主催してくださいました。
カンボジアデーでは、私たちSTP Cambodiaの他に、CeeKと山下龍彦さん(NPO法人CATiC)というカンボジアでボランティア活動をしている団体が参加し、プレゼンテーションをさせていただきました。
STP Cambodiaは私たちが実際に、カンボジアで展開しているプログラムの内容を発表し、また具体的にどのような授業を行っているかなども発表させていただきました。
プレゼンテーション終了後には、各団体ごとに質問ブースを設け来場者の方々と交流をしました。来場者の多くの方に私たちSTP Cambodiaの活動を支持する声をいただきました。このような機会をいただきとても感謝しています。
また、カンボジアデー終了後には上智大学国際公開講座「カンボジア人熟練石工の伝統技法」が行われました。上智大学アジア人材養成研究センター長、石澤良昭教授や、私たちが大変お世話になっている三輪悟さんらによる講演会があり、STPCも会場スタッフとしてお手伝いさせていただきました。講演会では上智大学とカンボジア王国政府が取り組む西参道修復の現状や展望を報告を中心にお話しされていました。
講演会の最後には、カンボジアからお越しいただいたアンコール・ワット修復に携わるカンボジア人石工による石削りや石移動のデモンストレーションをしていただきました。STPCの代表も石削りの体験に参加して、石工の大変さを実感していました。
イベント終了後には、親睦会に参加させていただき石澤教授をはじめとするアンコール・ワット修復に携わる様々な方と、お茶を交えて交流させていただきました。
この日は、プレゼンテーションをする機会を与えて下さっただけでなく、普段聞くことが出来ない講演会や、石積みのデモンストレーションを見ることが出来るなど非常に貴重な経験になりました。