2023の現地活動①
ブログをご覧いただいている皆様、お久しぶりです。STPC2年生のひなこです!
新しく2024年を迎え、もうあと1ヶ月で春が訪れる季節になってまいりました🌷
さて、昨年にはなりますが、無事に現地での活動を20名全員で終えることができましたのでご報告させていただきます。今年でコロナ後2回目となる現地での活動でしたが、以前のクラスに参加をしてくれていた生徒たちとの再会や新しく一緒に英語を学んでくれた生徒たちの笑顔はやはり特別でした🌟改めて、現地で活動を行えることのありがたさと楽しさを感じることができた2週間であったように思います。
こちらを第1回の投稿といたしまして、
1. ティーチング
2. Day off の過ごし方
3. メンバーへのアンケート
というように、全部で3回に分けて投稿をしたいと思います。目を通していただけるととても嬉しいです☑️
私たちは以下のようなスケジュールで今年度の活動を行いました。
8月3日 Orientation
8月4日 Class Day1
8月6日 Class Day2
8月7日 Class Day3+Heritage Visit
8月9日 Class Day4
8月10日 Class Day5+Japanese Festival
8月11日 Farewell Party+Sports Festival
まず1日目のOrientationでは、校長先生のありがたいお話を聞き、生徒たちとの初対面を果たしました🙌🏻
みんなのキラキラとした目がとても印象的だったことを覚えています✨
またこの日には、Classで必要な英語のフレーズの学習とSTPC songの"It's a Small World" をみんなで踊りながら歌いました。とても楽しそうに踊ってくれて、私たちも嬉しかったです。
そして8月4日からは、英語で英語を教えるティーチングが始まりました。今回は20名のメンバーを6つのグループに分けてそれぞれクラスを展開しました。
以下がそれぞれのチームと授業内容になります。
Yama no Akigoya:体の部位を覚えよう🖐🏻
Sunphys:英語でショッピングをしよう🛍️
Mahalo:天気を自分で言えるようになろう☀️
Scarlet:アートを通じて英語を学ぼう🎨
Lilac:留学に行ってみよう✈️
Chocolate:空港でのやりとりを学ぼう🛂
私たちのClassでメンバーそれぞれが意識していたことがInputとOutputのバランスが取れたClassにすることでした。普段は少しシャイな子も自分の得意な分野やアクティビティになると積極的に参加をしてくれることや、活発に参加をしてくれる子でも聞く時は聞いてフレーズを覚えてくれることは今回のティーチング全体を通してよく見られたように思います。生徒たちが楽しく、かつ積極的に英語を学んでくれた姿勢に感動したとともに、私たちもその姿勢を忘れないようにとリマインドさせてくれました。
そしてコロナ後初となるHeritage Visitではタプロームとプラサットクラヴァンに生徒みんなと行ってきました。私たちはもちろんですが、現地に住む行ったことのある生徒でもこんなに大勢の友達と行くことはないそうで、とても楽しんでくれました。また普段は見ることのできないちょっとおしゃれをした生徒のみんなの姿はとても可愛らしく、特別な気分にさせてくれました💖
8月10日に行ったJapanese Festivalでは、みんなで浴衣を着て盆踊りを踊ったり、日本のお祭りのようなゲームをしたりしてとても楽しかったです。生徒のみんなも新鮮な気持ちで楽しんでくれていて、みんなで準備を頑張った甲斐がありました⭐️
そして最終日となる8月11日は涙涙のお別れでした😢まずは最後のイベントとなるSports Festivalを開催しました👟様々なアクティビティを生徒みんな元気いっぱいに楽しんでくれました!みんなの真剣さに、思わず私たちも本気で競争してしまいました💦
そしていよいよお別れの時間、Farewell Partyを行いました。まずは校長先生からの温かい言葉をいただき、私たち大学生にとっても人生の重要なヒントになるものを得ることができました。そして私たちメンバー1人1人から感謝の言葉を伝え、"Remember Me" という歌をプレゼントしました。その時点で生徒の半分ぐらいが目に涙を浮かべていて、私たちも思わずうるっとしてしまいました。その後のセレモニーでは、生徒一人一人に手書きのメッセージと賞状を渡しました。セレモニーが終わった後、みんなでハグをしたり、写真を撮ったり、泣きながらも最後の時間を楽しく過ごすことができました。そしてまた来年必ず会おうねと約束をして、みんなとお別れをしました。
(1枚目:Sports Festival 2枚目:Farewell Party)
ティーチングというのは、準備をしているときは不安でいっぱいで、いざ始まってみると生徒の積極性に圧倒されながらもその純粋さに感動し、終わってみると時間の早さに驚くとともに名残惜しさが残るとても不思議なものです。今年度で私は2回目の現地活動でしたが、やはり生徒の学ぶ姿勢やリスペクトの姿勢には見習うべき箇所が多くあります。中学生に英語を教えることを目標にしている私たちですが、いつも教えてもらっているのはこちら側なような気がしています。
私たちが彼らに英語を教えたことで、少しでも将来の選択肢が広がり、興味を持ってくれる幅が広がれば、それ以上の喜びは私たちにとってはありません。一期一会の出会いもあるこのティーチングですが、もう二度と会えなくてもこのSTPCを通して繋がれているような気がしてとても幸せな気持ちになります。
最後になりましたが、この2024年が皆様にとっても、STPCにとっても、カンボジアの生徒たちにとっても素晴らしい年になりますよう、心から願っております。本年度もどうぞよろしくお願いいたします!
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