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ディベート大会でレクチャーを行いました

こんにちは!STPカンボジア副代表の小板橋あや乃です。

8月9日にオンラインディベート大会で私たちの活動内容についてのレクチャーをさせていただいたので、その様子や感想をお伝えしたいと思います。

ディベート大会はECCジュニアで英語を学習する中学生、高校生を対象に行われました。STPカンボジアはこの大会を運営しているECCジュニアのホームティーチャーの方からご依頼をいただき、ディベートの内容につながるレクチャーを行いました。

ディベート大会は、STPカンボジアによるレクチャーを行い、それに沿った2つのお題に対し、中高生がグループディベートを展開するという流れで行われました。 私たちが担当したレクチャーでは、カンボジアの教育環境や問題点について歴史的背景を含め解説し、STPカンボジアの活動の意義や内容の説明、そして実際に現地で行っている “Dream”という授業の短縮版を行いました。

また、ディベートを行ったトピックはは以下の二つのテーマで行いました。

①実技的な科目を学校教育に取り入れることに賛成か反対か

②大学生がボランティアをすることに賛成か反対か

一つ目のトピックはカンボジアの学校教育についてでした。私たちが教育活動を行うカンボジアの公立学校では日本でいうところの図工、音楽、家庭科のような実技科目が扱われていないため、日本の学生さんには自身の状況と比較して意見を述べてもらいました。

二つ目のトピックは私たち大学生のボランティア活動についてでした。特に海外で行うボランティア活動には責任が伴うため、大学生という比較的若く、社会経験が浅い学生が文化や背景の違う人々を支援することについて議論してもらいました。

ディベートに向けて発想を広げ、ディスカッションを膨らませるため、レクチャーでは質問を投げかけ、チャットで答えていただき、模擬授業では生徒の方に簡単なスピーチを発表していただく場面もありました。

ご参加くださった方々からはこのようなメッセージをいただきました。

高校二年:カンボジアについて全く知らなかったのですが、上智大学の方のお話を聞いて、カンボジアや海外ボランティア活動についてとても興味を持ちました。また、英語は他の国の人々とコミュニケーションを取る手段として大切だということを改めて感じました。

中学二年:海外ボランティアに興味が湧きました。

僕も将来の夢はまだ決まっていませんが、色々経験してみたいと思いました。

中学二年:カンボジアのボランティア内容を聞いて自分の考えが変わりました。私も大学生の先輩がおしゃっていた人の為にすることというのがボランティアの印象でした。しかし、大学生の先輩が自分の為にもなるおしゃっていて驚きました

中学二年:カンボジアの学校では一つの教室に50〜60人の生徒がいることや、英語を使って英語を教えているというのはとても驚きました。

高校一年:カンボジアという国の名前しか知らなかったのですが、長年教育において問題があったことを知り驚きました。改めて教育の大切さを痛感します。そして、そのような国の子供達のために尽力されている皆様は本当にかっこ良いと思いました。貴重なお時間、ありがとうございました。

ホームティーチャー:大学とは単に学ぶ場所ではなく、視野を広げたり、将来の自分の生き方を考える場という事も伝わったのではないでしょうか?

ホームティーチャー:カンボジアの歴史、活動内容、模擬授業、活動への葛藤、喜び、全てが伝わるプレゼンテーションでした。

これを聞けた生徒さんたちに蒔かれた種が大きく育ってくれることを祈ります。

最後に、私たちは普段カンボジアの中学生たちに英語教育支援を行っているため、

生徒と同世代の日本人の学生に活動について知っていただくことは大変新鮮でした。

また、レクチャー後のディベートのセッションでは豊かで素直な考えを持った中高生たちから、カンボジアの教育やボランティア活動の難しさについての意見をもらうことができ、私たちも刺激を受けました。

改めまして、このような場を設けて下さったECCジュニアのホームティーチャーの方々に御礼申し上げます。



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